今も 色褪せることを知らない

ちゃんとした文章を書くのは苦手なので、日々のあれこれの備忘録として利用する。適当に書きなぐり。書きたいことだけ。

 

 突然森田剛氏とV6にはまって2年が経った。

 

 ジャニーズには全く興味がないまま長らく生きてきた。

 自分にとってのアイドルというかロック・アイコンはRadioheadのTom、The LibertinesのPete、Ryan Adamsなどだった。

 日本のアイドルはあまり上手くない歌を歌わされ、あまり上手くないダンスを踊らされている人という認識で、その中でもジャニーズアイドルは細い体をやたらと露出し、なんだかセンスのない服を着せられていて、全く興味がもてなかった。むしろ苦手だった。

 

 なのに、約2年前の2014年7月12日、ぼんやり見ていた「THE MUSIC DAY」で全てが変わった。

 ジャニーズスーパーヒットメドレーが始まった。

 「希望~Yell~」で十数年ぶりに見た森田氏の落ち着いた大人雰囲気とあまりのビジュアル変化に驚く。一緒に見ていた母も、なんだかいい男になってるじゃないと。一人階段を振付なしのセーフティー降りな姿が妙に気になる。

 同じくすっかり容姿が変わった長瀬氏は「Love so sweet」でにこにこアイドルスマイル振付で踊っているのに、森田氏は・・・。

 ここで俄然森田氏に興味が湧く。

 

 そのまま番組を見続けてV6登場。「愛なんだ」「涙のアトが消える頃」

 先ほどとは全く違う笑顔、笑顔。体の使い方がきれいで、軽くリズムをとっても、きっちり踊ってもきまるダンス。見た目とギャップがありすぎるかわいい声。

 母も、男前だねこの人。この人すごくシャイな人なんだね、と一発で見抜く始末。

 

 「何なんだろ、いったい。もっと色んな曲で踊ってるのが見たい。」

 ということで動画を探して、手あたり次第視聴。

 見れば見るほど、楽曲の良さと各人の声を生かした歌割り、きれいにそろったダンスに驚く。

 初期の楽曲にはさすがに古さを感じるが、歌が上手いメンバーが複数いるので昔からかなり幅広いジャンルにチャレンジしているから飽きない。特に、2010年代からの「will」、「OK」、「FLASH BACK 」、「GUILTY」、「fAKE」、「maybe」、「ミュージック・ライフ」はクラブよりなテイストではまる。

  しかも、近年の振付は三浦大知氏周辺の方とか、そりゃもうとことんはまるしかない。 

 楽曲、ダンス、体系維持を含めた厳しい自己管理と鍛錬。端々に職人気質とそれに基づき丁寧に月日を重ねてきたんだろうと感じる。

 ここでV6にはまる。

 

DVDで見たいと思うも、地方にはレンタルしているところもなく、ネットでの評価を参考に8月12日に、「V6 live tour 2011Sexy.Honey.Bunny!」と「金閣寺」を購入。

 

 転がり落ちるとどこまでも。速い速い。

 12月19日には新国立劇場・中劇場で「ブエノスアイレス午前零時」観劇。

  

 

 あれほど毎日、洋楽ロックやテクノ・ハウスばかり聞き続けた20数年はいったい何だったのだろうかというくらい、この2年間V6しか聞いていない。

 

 人生何が起こるかわからない。でも、それでいいのだ。

 2年前とは違う視点から物が見えるようになった。見える世界も広がった。